比較明合成撮影を行う(Bライブコンポジット撮影)
シャッターを長時間開いて露光をします。背景の明るさを変えずに、花火や星などの明るい光跡の変化を観察しながら撮影できます。複数枚を合成し、1枚の画像として記録します。
- 比較明合成撮影の際は、カメラを三脚にしっかりと固定し、[K手ぶれ補正]を[S-IS Off]に設定することをお勧めします。
モードダイヤルをBに合わせます。
[Live Comp]に設定します。
- 初期設定ではリアダイヤルを回して設定します。
- ライブコンポジット撮影
MENUボタンを押します。
- [コンポジット撮影設定]の設定画面が表示されます。
FGで1コマの露出時間を設定します。
- 露出時間は、1/2秒~ 60秒の間で設定できます。
OKボタンを押して設定を確定します。
- メニュー画面が表示されます。
- MENUボタンを繰り返し押して、メニューを終了します。
絞り値を設定します。
- 初期設定では、フロントダイヤルで設定します。
撮影準備のためにシャッターボタンを全押しします。
モニターに[コンポジット撮影できます]の表示が出たら撮影できます。
シャッターボタンを押して撮影を開始します。
- ライブコンポジット撮影が始まります。設定した露出時間ごとにモニターの画像が更新されます。
もう一度シャッターボタンを押して撮影を終了します。
- [COMPリミッター]で設定されている時間に達すると自動的に撮影を終了します。設定は変更できます。g 「バルブ/タイム/コンポジット撮影時の設定をする(BULB/TIME/COMPの設定)」
- 撮影可能時間は、撮影環境や充電状態などによって変わります。
- 設定できるISO感度に制限があります。
次の機能とは併用できません。
- 連写/セルフタイマー撮影/インターバル撮影/AEブラケット撮影/フラッシュブラケット撮影/フォーカスブラケット撮影/HDR撮影/ハイレゾショット/深度合成撮影/多重露出撮影/デジタルシフト撮影/ライブND撮影/ライブGND撮影/フィッシュアイ補正撮影
- 星空を撮影する場合は、星空AFも便利です。g 「ピントの合わせ方を設定する(KAF方式/nAF方式)」、「星空AFの設定を変更する(星空AF設定)」
- ライブコンポジット撮影中の画面の明るさは変更できます。g 「バルブ/タイム/コンポジット撮影時の設定をする(BULB/TIME/COMPの設定)」
- ライブコンポジット撮影の1コマの露出時間は、あらかじめメニューで設定しておくことができます。g 「バルブ/タイム/コンポジット撮影時の設定をする(BULB/TIME/COMPの設定)」