LED照明による明るさのちらつきを抑えて撮影する(Kフリッカースキャン/nフリッカースキャン)
LED照明の環境下では、撮影した画像にすじが写ることがあります。[Kフリッカースキャン]/[nフリッカースキャン]では、画面ですじの発生を確認しながら適切なシャッター速度を選んで撮ることができます。
K:撮影モードがSまたはMで、静音撮影、プロキャプチャー撮影のときに使用できます。
n:[nモード](ムービー露出モード)が[S]または[M]のときに使用できます。
- 設定できるシャッター速度の範囲が狭くなります。
メニュー
- MENU U a U 4. 露出 U Kフリッカースキャン
- MENU U n U 1. 基本設定/画質 U nフリッカースキャン
- [On]に設定すると、画面に「FlickerScan」が表示されます。
- フリッカースキャンの画面では、ピーキング表示や、LVスーパーコンパネの表示はできません。表示するときはINFOボタンを押して画面の情報表示を切り換えてください。
シャッター速度を設定する
- フロント/リアダイヤル、またはFGボタンで設定できます。FGボタンを長押しすることもできます。
- フロントダイヤルでは、[露出ステップ]で設定した露出ステップでシャッター速度を変更できます。
- 画面に発生するすじが見えなくなるようにシャッター速度を調整してください。
- 拡大画面(「拡大枠AF/拡大AFを使う(スーパースポットAF)」)を使用すると、すじを確認しやすくなります。
- INFOボタンを押すと画面が切り換わり、「FlickerScan」が消えます。このとき、絞りや露出補正の設定ができます。フロント/リアダイヤルまたは、十字ボタンを使って設定してください。
- INFOボタンを繰り返し押すと、フリッカースキャンの設定画面に戻ります。