ピントの合わせ方を設定する(KAF方式/nAF方式)
ピント合わせの方法(フォーカスモード)を選択します。
ボタン
- AFTボタン U HIi
スーパーコンパネ
- OK U KAF方式/nAF方式
メニュー
- MENU U AF U 1. AF U KAF方式
- MENU U AF U 5. 動画 AF U nAF方式
S-AF(シングルAF) | シャッターボタンを半押し、またはAF-ONボタンを押すと、1回だけピント合わせを行います。静止画撮影モードでは、ピントが合うと、ピピッという音がして、画面に合焦マークとAFターゲットが点灯します。ムービー撮影モードでは、ピントが合うと画面に合焦マークとAFターゲットが表示されます。静物や動きの激しくない被写体を撮影するのに適しています。 |
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C-AF(コンティニュアスAF) | 静止画撮影モードでは、シャッターボタンを半押ししている間、またはAF-ONボタンを押している間、被写体との距離を検出しながら、ピントを合わせ続けます。被写体にピントが合うと、画面に合焦マークが点灯します。また、1回目の合焦時には、ピピッという音がします。 ムービー撮影モードでは、撮影前も録画中も被写体に繰り返しピントを合わせ続けます。 撮影距離が絶えず変化する被写体の撮影に適しています。 |
MF(マニュアルフォーカス) | レンズのフォーカスリングを操作することで任意の位置に手動でピントを合わせることができます。
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S-AFJ | S-AFモードでピント合わせを行います。レンズのフォーカスリングを操作するとピント位置を調整できます。 |
C-AF+TR(追尾AF) | シャッターボタンの半押しで、またはAF-ONボタンを押してピントの合った被写体を、ボタンを半押ししている間追尾してピントを合わせ続けます。 ムービー撮影モードでは、撮影前はボタンを離しても追尾AFを継続します。OKボタンを押すと停止します。 追尾AF中に録画を開始すると、追尾AFはそのまま継続して動作します。 録画中は常に追尾AFが動作します。
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PreJ(プリセットMF) | 選択すると、プリセットしたピント位置に自動で設定します。 |
RAF(星空AF) (静止画撮影時のみ) |
夜空の星を撮影するためのフォーカスモードです。AF-ONボタンを押して星にピント合わせを行います。g 「星空AFで撮影する」 |
[S-AFJ]は、[nAF方式]設定時にのみ表示される選択肢です。
静止画撮影時にオートフォーカス時にマニュアルフォーカスでピントを調整するには、[KAF+MF]で設定します。g 「AFとMFを併用する(KAF+MF)」
- [被写体検出]が[Off]以外に設定されているとき、[C-AF+TR]は選択肢に表示されません。
- 明るさが不足している、霧などで被写体がはっきり見えないなど、被写体のコントラストが弱い場合はピントが合わないことがあります。
- 撮影状況や被写体によっては、追尾できない場合があります。
- フォーサーズマウント規格レンズ使用時は、ムービー撮影中のAFは動作しません。
- [MFクラッチ]が[有効]で、レンズのフォーカスリングがMFの位置になっている場合は[AF方式]が設定できません(「MFクラッチを搭載したレンズについて」)。
- Fnレバーの位置でAF方式をすばやく切り換えることができます。g 「Fnレバーの機能を変える(Fnレバーの設定)」
- シャッターボタンを半押ししたときにオートフォーカスするかどうかを設定できます。g 「シャッターボタンでのオートフォーカス動作を設定する(K6半押し時のAF)」
星空AFで撮影する
- AF方式で[RAF]を設定します。
AF-ONボタンを押して、星空AFを開始します。
- 再度AF-ONボタンを押すと星空AFを中止します。
- シャッターボタンの半押しで星空AFを開始するように設定できます。g 「星空AFの設定を変更する(星空AF設定)」
- 星空AF中は[星空AF動作中です]が表示されます。ピントが合うと合焦マーク(N)が約2秒間表示され、ピントが合わなかった場合は合焦マークが約2秒間点滅します。
- シャッターボタンを全押しして撮影します。
- 周囲が明るい撮影環境ではピントが合いません。
- プロキャプチャー撮影では使用できません。
- [被写体検出]が[Off]以外に設定されているときは使用できません。
- [KY縦位置/横位置切換]、[Y循環設定]、[KAFリミッター]、[AF補助光]、[KAFスキャン]は[Off]に、[フレームレート]は[標準]に固定されます。
- フォーサーズレンズを取り付けると、マニュアルフォーカスになります。
- 星空AFは、OMデジタルソリューションズ製またはオリンパス製のマイクロフォーサーズレンズで動作します。ただし、開放F値が5.6より大きいレンズでは、星空AFを使用できません。詳しくは当社ホームページをご覧ください。
- [星空AF設定]の[AF動作モード]で[精度優先]と[速度優先]を選択できます。[精度優先]を選択した場合は、三脚でカメラを固定して撮影してください。
- ターゲットモードは、oSmall、mMiddle、lLargeのみ選択できます(「ピント合わせの範囲を選ぶ(AFターゲットモード)」)。
- 星空AFを設定すると、ピント位置が自動で無限遠に移動します。
- [星空AF設定]で[レリーズ優先]を[On]に設定すると、ピントが合わなくてもシャッターを切ることができます。
プリセットMFにピント位置を設定する
- AFTボタンで[PreMF]を選択し、INFOボタンを押します。
シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせます。
- フォーカスリングを回して、ピントを微調整できます。
- OKボタンを押します。
- [プリセットMF距離]で、ピント位置の距離を設定できます。
以下のときにもプリセットした位置にピントを移動します。
- カメラの電源をオンにしたとき
- メニュー画面を操作して撮影画面に戻ったとき
オートフォーカス時にマニュアルフォーカスでピントを調整して撮影する
- あらかじめ[KAF+MF]で[On]を選択しておきます。[S-AF]/[C-AF]/[C-AF+TR]/[RAF]にJが表示されます。
Jが表示されたフォーカスモードを選択します(「ピントの合わせ方を設定する(KAF方式/nAF方式)」)。
- ムービー撮影時は[S-AFJ]を選択します。
シャッターボタンを半押ししてオートフォーカスでピントを合わせます。
- [RAFJ]では、AF-ONボタンを押して、星空AFを開始します。
シャッターボタンを半押ししたまま、フォーカスリングを操作して、マニュアルでピント位置を調整します。
- 再度オートフォーカスを行うときは、シャッターボタンを半押しし直してください。
- [RAFJ]では、オートフォーカス動作中のマニュアルフォーカスはできません。
- M.ZUIKO PRO(マイクロフォーサーズPRO)レンズを使用しているとき、オートフォーカス中にフォーカスリングを操作してマニュアルフォーカスができます。その他のレンズでの対応は当社ホームページをご覧ください。
- シャッターボタンを全押しして撮影します。