明るい環境下でスローシャッター撮影をする(ライブND撮影)
複数枚の撮影をして合成をすることで、長秒時シャッターで撮影したような効果を得ることができます。
- SまたはMモードのときに設定できます。
- [LVシミュレーション]による表示は、露出補正やシャッター速度の変更を行うと、一旦リセットされます。
7撮影メニュー2で[ライブND撮影]を選択し、OKボタンを押します。
FGボタンで[On]を選択し、Iボタンを押します。
FGボタンで項目を選択し、Iボタンを押します。
- FGボタンで設定を選択し、OKボタンを押します。
ND段数 露出を落とす段数を設定します。1EVずつシャッター速度を遅く設定できます。
[ND2(1EV)]/[ND4(2EV)]/[ND8(3EV)]/ [ND16(4EV)]
LVシミュレーション シャッター速度の設定による画像の仕上がり具合をライブビューで確認することができます。
[On]:シャッター速度の設定に合わせた写り方で表示されます。
[Off]:通常の表示をします。
設定完了後すぐにライブND撮影を行う場合は[On]を、行わない場合は[Off]を選択して、OKボタンを押します。
- 7撮影メニュー2の画面に戻ります。
MENUボタンを押してメニューを終了します。
- [ライブND撮影]が[On]の場合は、ライブND撮影が開始されます。
ライブND撮影中は、画面にJが表示されます(アイコンの表示は設定内容によって変わります)。
- ライブND撮影を終了するときは、手順2の[ライブND撮影]の設定画面で[Off]を選択します。
画面で仕上がりを確認しながら、シャッター速度を設定します。
- リアダイヤルで設定します。
- シャッター速度の上限は、ND段数により次のように変わります。
- [ND2(1EV)]:1/30秒
- [ND4(2EV)]:1/15秒
- [ND8(3EV)]:1/8秒
- [ND16(4EV)]:1/4秒
- シャッター速度
- [LVシミュレーション]が[On]のときは、シャッター速度の設定に応じた写り方で画面に表示されます。
撮影します。
- [LVシミュレーション]で仕上がりに近い表示をするためには、設定しているシャッター速度と同じ時間がかかります。
- ピクチャーモードのアートフィルターは設定できません。
- ライブND撮影中は、[KISO感度]が800までに制限されます。[KISO感度]が[AUTO]に設定されている場合でも上限は800までになります。
- ライブND撮影中は、ドライブの機能がAに設定されます。
- 次の機能は併用できません。
- HDR撮影/ハイレゾショット撮影/多重露出撮影/デジタルシフト撮影/ ブラケット撮影/インターバル撮影/Kフリッカースキャン/フリッカーレス撮影/ フィッシュアイ補正撮影
- ライブND撮影は、撮像素子に届く光量を調節するNDフィルターとは異なるため、高輝度の被写体が露出オーバーで写ることがあります。