より解像度の高い静止画を撮影する(ハイレゾショット撮影)
撮像素子の画像サイズ以上の高解像の写真を生成します。撮像素子を動かしながら撮影した複数枚の画像をもとに1枚の高解像の画像にします。通常の画像サイズでは拡大しても見分けらないような細かい部分も精細に再現した画像を得ることができます。
- gYボタンを押します。
フロント/リアダイヤルを回してKを選択します。
- INFOボタンを押すと、三脚か手持ちかの撮影方法をフロント/リアダイヤルで切り換えられます。
OKボタンを押します。
画面にKが表示されます。カメラが安定していないときは、Kが点滅します。カメラを安定させてKが点灯に変わったら準備完了です。
- ハイレゾショットの画質に変更されているので、画質設定を確認してください。変更するときは、LVスーパーコンパネを開いて設定します(「静止画撮影で記録する画像サイズを選択する(K画質モード)」)。
撮影します。
- カメラぶれにより画像がぶれる可能性が高いときは、Kが点滅します。カメラをしっかり固定してください。
- 緑色のKが消えると撮影終了です。
- 撮影後、自動的に画像が合成されます。合成中を示す表示がされます。
- 7撮影メニュー2の[ハイレゾショット]で、シャッターボタンを全押ししてから実際にシャッターが切れるまでの時間と、ハイレゾショット撮影でフラッシュを使用するときの充電待ち時間、および三脚か手持ちかの撮影方法を設定できます(「ハイレゾショット撮影の設定をする(ハイレゾショット)」)。
- 選択可能な画質モードはJPEG(IFまたはJF)とRAW+JPEGです。画質をRAW+JPEGにしたときは、ハイレゾショットのRAW以外に合成前のRAW画像(拡張子「.ORI」)を1枚保存します。合成前のRAW画像は最新版のOM Workspaceで再生できます。
- [K手ぶれ補正]は、[撮影方法]が[三脚]のときは自動的に[S-IS Off]に、[手持ち]のときは[S-IS AUTO](オート)に設定されます。
- [撮影方法]が[手持ち]のときは、撮影待ち時間の設定は最大1秒に制限されます。
- RCフラッシュ撮影のときは、撮影待ち時間の設定は最大4秒に制限され、フラッシュの発光方式はMANUALに固定されます。
- P/A/S/Mモードで使用できます。
- ハイレゾショット撮影時は、次の機能は使用できません。
- インターバル撮影/多重露出撮影/デジタルシフト撮影/ブラケット撮影/フィッシュアイ補正撮影/HDR撮影/ライブND撮影
- ピクチャーモードが[eポートレート]またはアートフィルターに設定されているときは、[Natural]に設定されます。
- 蛍光灯やLED照明などの光源下では画質が粗くなる場合があります。
- 画像のぶれなどで合成ができない場合、画質モードが[JPEG]のときは1枚目の画像をJPEGで記録します。[RAW+JPEG]のときは1枚目のRAW(.ORF)とJPEGを記録します。