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蛍光灯による明るさのちらつきを抑えて撮影する(フリッカー低減)

MENU Q C Q g Q [フリッカー低減]

蛍光灯などの商用電源照明の環境下では、ライブビューの画面表示がちらついて見えたり、高速シャッター速度で連写した場合に露出がばらつくことがあります。このような影響を低減するための機能です。

撮影時の画面表示のちらつきを抑える(フリッカーレスLV)

蛍光灯などの照明の環境下で発生する画面のちらつき(フリッカー)を抑えて表示します。画面がちらついて見えにくいなどのときに有効です。

オート フリッカーを自動で検出して低減します。
50Hz 商用電源が50Hzの地域での照明のちらつきを低減します。
60Hz 商用電源が60Hzの地域での照明のちらつきを低減します。
Off

フリッカーの低減をしません。

  1. Cカスタムメニューgで、[フリッカー低減]を選択し、OKボタンを押します。

  2. FGボタンで[フリッカーレスLV]を選択し、Iボタンを押します。

    • [フリッカーレスLV]の設定画面が表示されます。
  3. FGボタンで項目を選択し、OKボタンを押します。

    • [フリッカー低減]の設定画面に戻ります。
  4. MENUボタンを繰り返し押して、メニューを終了します。

シャッターが切れるタイミングを設定する(フリッカーレス撮影)

照明のフリッカーのある環境下で撮影したときなど、明るさがばらついて写ることがあります。フリッカーによるちらつきの周期を自動的に判断して、シャッターを切るタイミングを制御します。この機能は、機械式シャッターによる撮影で有効な機能です。

  1. Cカスタムメニューgで、[フリッカー低減]を選択し、OKボタンを押します。

  2. FGボタンで[フリッカーレス撮影]を選択し、Iボタンを押します。

    • [フリッカーレス撮影]の設定画面が表示されます。
  3. FGボタンで[On]または[Off]を選択し、OKボタンを押します。

    • [フリッカー低減]の設定画面に戻ります。
  4. MENUボタンを繰り返し押して、メニューを終了します。

    • [On]に設定すると、画面に6が表示されます。

  • 静音撮影やハイレゾショット撮影、プロキャプチャー撮影などの電子シャッターによる撮影時は動作しません。
  • 環境によってはフリッカーが検出できないことがあります。その場合は、通常のタイミングでシャッターが切れます。
  • シャッター速度が遅いときは、通常のタイミングで撮影されます。
  • シャッターが切れる際にタイムラグが生じたり、連写速度が低下する場合があります。