別売品を使う
充電器(BCX-1)を使う
電池は2個入れることができます。1個のみでの使用も可能です。
電池を充電します。
- リチウムイオン電池(BLX-1)
- 電池装填方向マーク(J)
- リチウムイオン充電器
- 充電表示ランプ
- USBケーブル(CB-USB13:付属)
- USB-ACアダプター(F-7AC:別売)
- コンセント
充電時間は約2時間30分です。充電表示ランプの状態と充電状況は以下の通りです。
電池を2個同時に充電しても充電時間は変わりません。
充電表示ランプの状態 充電状況 ランプ1:点滅 充電中(50%未満) ランプ1:点灯、ランプ2:点滅 充電中(50%以上80%未満) ランプ1・2:点灯、ランプ3:点滅 充電中(80%以上100%未満) 全ランプ:消灯 充電完了 全ランプ:点滅 充電エラー
専用外部フラッシュ
別売の専用外部フラッシュを使うとカメラでフラッシュの発光モードを設定して撮影することができます。フラッシュの機能や操作については、それぞれのフラッシュの取扱説明書をお読みください。
発光量やマクロ撮影など、目的に合わせて選べます。専用外部フラッシュは、カメラとの通信機能により、TTL-AUTO、スーパーFP発光など多彩な調光モードが使えます。また、このカメラは次のワイヤレスフラッシュシステムに対応しています。
電波通信ワイヤレスフラッシュ:CMD、ACMD、RCV、X-RCVモード
電波通信によるワイヤレスコントロールで複数のフラッシュをコントロールします。フラッシュの設置方法の自由度がひろがります。対応したフラッシュ同士または、電波コマンダー/レシーバーを使って非対応のフラッシュをコントロールすることもできます。
ワイヤレスRCフラッシュ:RCモード
光通信によるワイヤレスコントロールで複数のフラッシュをコントロールします。カメラでフラッシュの発光モードの設定ができます(「ワイヤレスRCフラッシュ撮影」)。
専用フラッシュの機能比較
FL-700WR
調光モード | TTL-AUTO、MANUAL、FP TTL AUTO、FP MANUAL、MULTI、RC、SL MANUAL |
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GN(ガイドナンバー)(ISO100時) | GN42(75mm<150mm> 1時) GN21(12mm<24mm> 1時) |
対応ワイヤレスシステム | CMD、ACMD、RCV、X-RCV、RC |
FL-900R
調光モード | TTL-AUTO、AUTO、MANUAL、FP TTL AUTO、FP MANUAL、MULTI、RC、SL AUTO、SL MANUAL |
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GN(ガイドナンバー)(ISO100時) | GN58(100mm<200mm> 1時) GN27(12mm<24mm> 1時) |
対応ワイヤレスシステム | RC |
STF-8
調光モード | TTL-AUTO、MANUAL、RC 2 |
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GN(ガイドナンバー)(ISO100時) | GN8.5 |
対応ワイヤレスシステム | RC 2 |
FL-LM3
調光モード | カメラ設定による |
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GN(ガイドナンバー)(ISO100時) | GN9.1(12mm<24mm> 1時) |
対応ワイヤレスシステム | RC 2 |
カバーできるレンズ焦点距離(<>の数値は35mmフィルムカメラ換算)
コマンダー(発信側)としてのみ働きます。
ワイヤレスRCフラッシュ撮影
ワイヤレスRCフラッシュ対応の専用フラッシュを使うとワイヤレスフラッシュ撮影ができます。カメラに装着したフラッシュで他のフラッシュをリモート制御します。3つのグループのフラッシュを別々に発光制御できます。
カメラとリモート操作するフラッシュの双方をRCモードに設定する必要があります(「専用外部フラッシュ」)。
RCモードの設定をする
[ARCモード撮影]を[On]にし、OKボタンを押します。
- 撮影画面に戻ります。
画面に「RC」が表示されます。
OKボタンを押します。
RCモード用スーパーコンパネが表示されます。
- RCモードに設定されているときでも、INFOボタンを押すと通常のスーパーコンパネを表示できます。表示はINFOボタンを押すたびに切り換わります。
発光の設定をします。
FGHIボタンで項目を選択し、フロントダイヤルで設定を選択します。
- グループ、調光モード
- 発光量補正値
- 通信光量レベル
- チャンネル
- 発光モード
グループ コントロールするグループを示しています。グループ別に同時に複数のフラッシュをコントロールできます。カメラに装着したフラッシュは、グループAの設定で動作します。 調光モード 調光モードを選択します。 発光量補正値 発光量の補正値を選択します。発光モードを[AMANUAL]にしたときは発光量の選択をします。 通信光量レベル 通信をするためのフラッシュ光の強さを選択します。遠距離の場合は[High]を選択します。すべてのグループに共通の設定です。 発光モード/発光量 A(通常の発光)かFP(スーパーFP発光)かを選択します。スーパーFP発光では、同調速度以上のシャッター速度でもフラッシュが使用できます。すべてのグループに共通の設定です。 チャンネル 通信に使用するチャンネルを選択します。周囲に光るものなどがあり混信するときは、チャンネルを変更してください。 カメラに装着したフラッシュの設定を[TTL AUTO]にします。
- FL-LM3をお使いのときは、カメラの設定のみです。
フラッシュを設置する
ワイヤレスRCフラッシュをRCモードに設定します。
- 専用外部フラッシュの電源を入れMODEボタンを押して、RCモードに設定しておきます。
- 専用外部フラッシュで制御するグループを設定して、通信のチャンネルをカメラの設定と合わせます。
フラッシュを配置します。
- ワイヤレスフラッシュのリモートセンサーをカメラ側に向けて設置します。
- カメラとフラッシュの充電完了を確認してから撮影します。
ワイヤレスフラッシュの制御可能範囲
図は設置範囲の目安です。カメラ側に装着したフラッシュや周辺環境により異なります。
FL-LM3装着時
- ワイヤレスフラッシュの設置数は1グループ最大3台を推奨します。
- 4秒を超える後幕シンクロ撮影や低振動モードの場合は、ワイヤレスフラッシュ撮影できません。
- 低振動撮影時および静音撮影時の撮影待ち時間は4秒に制限されます。
- 被写体が近すぎる場合、通信用の発光が露出に影響を与えることがあります。カメラ側フラッシュをディフューザーなどで減光すると症状が緩和されます。
市販のフラッシュについて
市販のフラッシュをカメラのホットシューに接続して使用する場合は、次のことにご注意ください。
- X端子に約250V以上の電圧がかかる古いタイプの市販フラッシュを接続すると故障します。
- 当社規格外の通信端子のあるフラッシュを接続すると故障する可能性があります。
- 撮影モードをMにして、シャッター速度をフラッシュの同調速度以下にして、[ISO感度]を[Auto]以外でお使いください。
- フラッシュで調光する場合は、フラッシュにカメラのISO感度と絞り値を設定する必要があります。フラッシュによる明るさを調整するには、いずれかをシフトします。
- レンズにあった照射角のフラッシュをお使いください。通常、照射角は35mmフィルムカメラ換算の焦点距離で表します。
主なアクセサリーについて
コンバーターレンズ
レンズに取り付けることで、手軽に魚眼撮影やマクロ撮影ができます。組み合わせ可能なレンズについては、当社ホームページをご覧ください。
アイカップ(EP-16)
大型のアイカップに交換することができます。
取り外し