シーンモードを使う(SCNモード)
被写体や撮影シーンに合わせて適切な設定で撮影できます。
- [ライブコンポジット]と[パノラマ]は他のシーンモードと使い方が異なりますので、詳しくはそれぞれ「[ライブコンポジット]で撮影する」、「[パノラマ]で撮影する」をご覧ください。
シーンモードの種類
人を撮る
B | ポートレート | 人物撮影に適しています。肌の質感を強調します。 |
---|---|---|
E | eポートレート | 肌をなめらかに整えます。効果適用前と適用後の2コマの画像が同時に記録されます。 |
D | 風景&人物 | 風景を背景にした人物の撮影に適しています。青・緑・肌の色を綺麗に再現します。 |
J | 夜景&人物 | 夜景を背景にした人物の撮影に適しています。三脚の使用とOM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。 |
S | キッズ | 活発な子供などの被写体を撮影するのに適しています。連写撮影になります。 |
夜景を撮る
G | 夜景 | カメラを三脚で固定しての夜景撮影に適しています。三脚の使用とOM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。 |
---|---|---|
J | 夜景&人物 | 夜景を背景にした人物の撮影に適しています。三脚の使用とOM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。 |
O | 手持ち夜景 | 三脚を使わない夜景撮影に適しています。手ぶれによる乱れを軽減します。1回の撮影で8枚撮影して合成します。 |
K | 打ち上げ花火 | 夜空の花火を撮影するのに適しています。三脚の使用とOM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。 |
T | ライブコンポジット | 自動的に複数枚を撮影して明るく変化した部分だけを合成します。長時間露出では全体が明るくなってしまうシーンでも、仕上がりをモニターで確認しながら、建物や夜空などを背景にして星などの光跡を表現できます。三脚の使用とOM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。
|
動きのあるものを撮る
C | スポーツ | 動きのある被写体の撮影に適しています。連写撮影になります。 |
---|---|---|
S | キッズ | 活発な子供などの被写体を撮影するのに適しています。連写撮影になります。 |
風景を撮る
F | 風景 | 風景撮影に適しています。 |
---|---|---|
Y | 夕日 | 夕日の撮影に適しています。 |
L | ビーチ&スノー | 晴天の海や雪山で撮影するのに適しています。 |
X | パノラマ | 複数の画像をつなぎ合わせたパノラマ画像を撮影できます。
|
A | HDR逆光補正 | 明暗の差が大きい撮影に適しています。連写した画像を合成して適切な明るさに補正します。シャッターボタンを押すと、自動的に4枚の撮影を行います。撮影が終わると、自動的に1枚の画像が合成されます。 |
室内で撮る
N | キャンドルライト | キャンドルライトの光源下で撮影するのに適しています。温かみのある色が再現されます。 |
---|---|---|
B | ポートレート | 人物撮影に適しています。肌の質感を強調します。 |
E | eポートレート | 肌をなめらかに整えます。効果適用前と適用後の2コマの画像が同時に記録されます。 |
S | キッズ | 活発な子供などの被写体を撮影するのに適しています。連写撮影になります。 |
A | HDR逆光補正 | 明暗の差が大きい撮影に適しています。連写した画像を合成して適切な明るさに補正します。シャッターボタンを押すと、自動的に4枚の撮影を行います。撮影が終わると、自動的に1枚の画像が合成されます。 |
- [工事メニュー表示]を[On]にすると、工事現場専用のシーンが設定できます(「SCNモードの[現場写真を撮る]」)。
- シーンの効果を最大限に引き出すため、撮影機能の設定変更には制限があります。
- [eポートレート]では、記録に時間がかかることがあります。また、画質モードが[RAW]のときは、RAW+JPEGで記録されます。
- [手持ち夜景]では、画質モードが[RAW]のとき、RAW+JPEGで1枚目のRAW画像と合成されたJPEG画像が記録されます。
[HDR逆光補正]では、HDR処理された画像はJPEGで記録されます。画質モードが[RAW]のときはRAW+JPEGで記録されます。
- シャッター速度が遅くなる条件で撮影すると、画像にノイズが目立つ場合があります。
- 三脚などでカメラを固定して撮影すると、より効果的です。
- 撮影中にモニターに表示される画像は、HDR処理された画像とは異なります。
- ピクチャーモードは[Natural]に、色空間は[sRGB]に固定されます。
モードダイヤルをSCNに設定します。
FGHIまたはコントロールダイヤルで撮影シーンを選択し、OKボタンを押します。
HIまたはコントロールダイヤルでシーンモードを選択し、OKボタンを押して設定します。
- OKボタンを押して設定する前にMENUボタンを押すと、撮影シーン選択画面に戻ります。
撮影します。
- 他のシーンを選ぶときはY(H)ボタンを押します。
[ライブコンポジット]で撮影する
- モードダイヤルをSCNに設定します。
- FGHIまたはコントロールダイヤルで[夜景を撮る]を選択し、OKボタンを押します。
- HIまたはコントロールダイヤルで[ライブコンポジット]を選択し、OKボタンを押して設定します。
シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせます。
- カメラのぶれを抑えるために、しっかりした三脚でカメラを固定し、OM Image Shareや別売のリモコンを使ったリモート撮影をおすすめします(「スマートフォンからリモート撮影する(ライブビューリモコン)」、「スマートフォンからリモート撮影する(ワイヤレスレリーズリモコン)」、「リモコンからリモート撮影する」)。
- 合焦マークが点滅したときはピントが合っていません。
シャッターボタンを全押しして撮影します。
- カメラが自動で適切な設定を行い、撮影を開始します。
- シャッターボタンを押してから撮影開始までにタイムラグがあります。
- 一定時間毎に合成された画像が表示されます。
シャッターボタンをもう一度押して撮影を終了します。
- モニターで画像が変化する様子を確認しながら、最適な仕上がりで撮影を終了します。
- 1回で撮影できる時間は、最長3時間です。
[パノラマ]で撮影する
- モードダイヤルをSCNに設定します。
- FGHIまたはコントロールダイヤルで[風景を撮る]を選択し、OKボタンを押します。
- HIまたはコントロールダイヤルで[パノラマ]を選択し、OKボタンを押して設定します。
- シャッターボタンを押して1コマ目を撮影します。
2コマ目を撮る方向にカメラをゆっくりと動かします。
- ターゲットマークが表示されます。
ポインタをターゲットマークに合わせるようにカメラをゆっくりと動かします。ポインタがターゲットマークと重なると自動的にシャッターが切れます。
左から右へ画像をつなぐ場合
- ターゲットマーク
- ポインタ
- 2コマだけ合成するときには、OKボタンを押します。
手順5と同様に3コマ目の画像を撮影します。自動的に合成されます。
- 撮影を中止する場合は、MENUボタンを押します。
- ピントや露出などは、撮影開始時の設定で固定されます。
- ポインタとターゲットマークが重なる前に、OKボタンを押すか再度シャッターボタンを押すと撮影が終了し、それまでに撮影した画像が合成されます。