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フラッシュを使って撮影する(フラッシュ撮影)

専用外部フラッシュを使って、目的に応じたいろいろなフラッシュ撮影が行えます。

専用外部フラッシュについて

発光量やマクロ撮影など、目的に合わせて選べます。専用外部フラッシュは、カメラとの通信機能により、TTL-AUTO、スーパーFP発光など多彩な調光モードが使えます。カメラのホットシューに取り付ける以外にも、専用のブラケットケーブル(別売)とフラッシュブラケットを使って撮影することもできます。また、このカメラは以下のワイヤレスフラッシュシステムに対応しています。

電波通信ワイヤレスフラッシュ:CMD、ACMD、RCV、X-RCVモード

電波通信によるワイヤレスコントロールで複数のフラッシュをコントロールします。フラッシュの設置方法の自由度がひろがります。対応したフラッシュ同士または、電波コマンダー/レシーバーを使って非対応のフラッシュをコントロールすることもできます。

ワイヤレスRCフラッシュ:RCモード

光通信によるワイヤレスコントロールで複数のフラッシュをコントロールします。カメラでフラッシュの発光モードの設定ができます(「ワイヤレスRCフラッシュ撮影をする(ARCモード撮影)」)。

専用フラッシュの機能比較

型名 調光モード GN(ガイドナンバー)(ISO100時) 対応ワイヤレスシステム
FL-700WR TTL-AUTO、MANUAL、FP TTL AUTO、FP MANUAL、MULTI、RC、SL MANUAL

GN42(75mm<150mm> 1時)

GN21(12mm<24mm> 1時)

CMD、ACMD、RCV、X-RCV、RC
FL-900R TTL-AUTO、AUTO、MANUAL、FP TTL AUTO、FP MANUAL、MULTI、RC、SL AUTO、SL MANUAL

GN58(100mm<200mm> 1時)

GN27(12mm<24mm> 1時)

RC
STF-8 TTL-AUTO、MANUAL、RC  2 GN8.5 RC  2

カバーできるレンズ焦点距離(<>の数値は35mmフィルムカメラ換算)

コマンダー(発信側)としてのみ働きます。

外部フラッシュを取り付ける

フラッシュのカメラへの固定方法や操作方法はフラッシュによって異なります。詳しくはフラッシュの取扱説明書をお読みください。ここではFL-700WRを使用した場合の説明をします。

  • カメラとフラッシュの電源が切れていることを確認してください。電源が入ったまま取り付け/取り外しをすると故障の原因となります。

電池(別売)を入れる

電池は次のどちらかをご使用ください。

  • 単3形ニッケル水素電池(4本)
  • 単3形アルカリ乾電池(4本)
  • 単3形マンガン電池は使用できません。
  • 単3形リチウム電池は使用しないでください。一部の単3形リチウム電池を使用した際に、まれに電池が非常に高温になる場合があります。
  1. 電池カバーを開きます。

  2. 電池を入れます。

    • c/dの向きを正しく入れてください。

  3. 電池カバーを閉じます。

カメラに取り付ける

  1. フラッシュのロック解除ボタンを押しながら(1)、ロックレバーを矢印の方向にスライドします(2)。

    1. ロック解除ボタン
    2. ロックレバー
  2. ホットシューカバーを外して、フラッシュをカメラに装着します。

    • フラッシュが奥にカチッと突き当たるまでしっかりと差し込みます。

    1. ホットシューカバー

  3. バウンス撮影時は、フラッシュのPUSHボタンを押しながら発光部の向きを調節します。

    • 上方向と左右に回すことができます。

    1. PUSHボタン
  4. フラッシュのON/OFFボタンを押して電源を入れます。

    1. ON/OFFボタン
    • フラッシュを使わないときは、ON/OFFボタンを押して電源を切ります。

外部フラッシュを取り外す

  1. 「カメラに取り付ける」の手順1を行ってから、ホットシューからフラッシュを外します。